幼稚園 2026年7月(第157号)
【三田幼稚園】野菜栽培の取り組み

都心に立地する本園の周辺には、高層ビルが立ち並び、通園してくる園児の生活環境は、自然が少なく、自然に存分に触れて体験したり学びを深める機会が限られている状況です。一方幼稚園の園庭には、夏みかん、ぶどう、さくらんぼ(河津桜)等51種類1322株の植物が豊かに彩り、都心でありながら様々な植物に触れたり、取り入れながら遊びを展開することができます。さらに自然物との関わりを深め、気付きや発見する楽しさをより一層感じられるように、今年度も野菜の栽培に取り組むことにしました。

5月上旬にプランターの土に穴を掘り苗を植えると、優しく土をかぶせながら「早く大きくなってね」「ちゃんと育ちますように」と野菜の生長に期待を膨らませ、翌日からは友達と一緒に野菜の様子を見たり、水をあげて世話をする姿がみられました。「昨日よりも大きくなっているよ」「葉が増えているね」と生長の変化に気付いたり、花の付け根や花芯に小さな実がなると「野菜の赤ちゃんだ」と驚いていました。待ちに待った収穫の日がやってくると、大きく育ったきゅうりを自分たちの手で収穫でき、大きな喜びを感じていました。収穫した野菜を切って断面をみると「きゅうりってこんなにつやつやしてるんだね」ときゅうりから出る水分に驚いたり、「種もいっぱいあるね」と発見したことを伝え合いみんなで食べました。自分達で育てた野菜は特別で、野菜が苦手な子どもも「美味しい」と言って食べていました。

野菜を育てて観察し収穫して食べる貴重な経験を通して、自然への興味や関心を深め、感謝の気持ちも抱くことができたようです。今後も子ども達の言葉に寄り添いながら、大切に野菜を育てて参りたいと思います。

          

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