2月21日(土)、短期大学部保育科教授の鈴木由美先生の定年記念講義が行われました。

鈴木由美教授は、カウンセリング心理学がご専門で、本学に着任後、発達心理学や教育相談、子ども家庭支援の心理学など、多くの授業を担当され、本学ならびに本学科の発展にご尽力されてこられました。授業のみならず、保育実習指導やクラス担任としての学生指導、あるいは学生募集活動など、さまざまな場面でご活躍いただきました。
講義は「学びの場で育つ『人とつながる力』~カウンセリング心理学の実践と研究~」というタイトルで行われました。認知行動療法がメジャーとなる前より、その研究に取り組まれる先進性や、脳科学的視点からのアプローチも含めて考える研究など、鈴木先生のこれまでの研究成果を改めて振り返ることができました。ただし、鈴木先生のお人柄をよく表した軽妙な語り口で講義が展開されていったため、会場は時に爆笑の渦に巻き込まれることもありました。また、鈴木先生の研究分野の1つである「対人関係ゲーム」も実践され、さながらワークショップのような雰囲気にも包まれました。
そして、退職されてからも研究に取り組まれる姿勢として、「対人関係ゲームを用いたグループプログラムが、女子大学生の関係柔軟性および修復志向性に及ぼす影響を検討すること」と明確に示され、研究者として、これからも歩まれることを述べられました。

当日の参加者は、聖徳大学児童学科の卒業生、短期大学部保育科の担任されているクラスの学生、そして大学院でご指導された修了生の皆さんが多数ご来場されました。花束贈呈を担当された短期大学部保育科准教授の小原貴恵子先生も大学院時代の鈴木先生の教え子でした。

鈴木先生のこれまでのご活躍に感謝申し上げるとともに、研究に取り組まれる、取り組まれ続けるその姿勢は、研究者としてのお手本を示されているようでした。今後のご活躍を祈念するとともに、ご多幸をお祈り申し上げます。
