1月28日(水)、聖徳大学川並香順記念講堂にて、「聖徳教育Ⅰ」文化講演会を実施しました。この講演会は、各分野の第一線で活躍する著名人を講師に招き、間もなく社会人となる卒業年次の学生を対象に行っています。
今年度も、昨年に引続き衆議院議員、名誉学長 野田聖子先生を講師にお迎えし、「ワークダイバーシティ」というテーマで講演を行っていただきました。

野田先生は、上智大学外国語学部比較文化学科をご卒業され、1987年 岐阜県議会議員選挙に当選後、1993年 第40回衆議院議員総選挙で初当選し、以後、連続で11回当選されていらっしゃいます。主な役職として、郵政大臣、消費者行政推進担当大臣、自由民主党総務会長、総務大臣、女性活躍担当大臣、衆議院予算委員長、自由民主党幹事長代行、内閣府特命担当大臣(地方創生、少子化対策、男女共同参画)、女性活躍、こども政策、孤独・孤立対策担当を歴任されております。現在は自由民主党 情報通信戦略調査会長、孤独・孤立対策特命委員長を務めており、男性、女性、こども、若者、高齢者、また障がいのある方もない方も分け隔てなく、お互いを尊重しながら地域の中でともに暮らし、皆が活躍できる社会の実現に向け、特に人口減少対策、フェムテック、障がい者・女性政策に力を入れていらっしゃいます。
また、先生は本学の名誉学長に就任されており、令和5年4月には本学より名誉博士の称号を授与されています。
ワークダイバーシティとは、職場において年齢や性別、障がいの有無といった個人の属性だけでなく、さまざまな多様性を尊重し、社会に活かそうとする考え方です。日本では高齢化や少子化の進行により人手不足が進んでおり、働き手の確保が課題となっています。労働力不足を補うために、これまで活躍の機会が限られてきた人材(女性、高齢者、障がい者、がん患者など)を受け入れる必要があります。こうした背景から、多様な人材を受け入れ活躍できるワークダイバーシティの推進が社会全体において重要なテーマの一つとなっています。
また、フェムテックについて日本では、月経や更年期といった話題が職場で共有されにくく、働きづらさを感じる女性も少なくありません。フェムテックの活用は、こうした課題を解決することで、女性の働きやすさの向上や職場での生産性向上にもつながることが期待されています。

野田先生からは、「令和の時代になって女性が有利の時代になりました。総理大臣が女性となり、日本オリンピック委員会の会長も女性となり、財務大臣も女性となりました。専門性の高い学びをしている皆さんは即戦力の集まりです。誰よりもいち早く、半歩早く抜きん出て、皆さんが素晴らしい時代を作ってください」とメッセージをいただきました。

本講演は、学生が卒業を控え、社会人として歩み始めるにあたり、自身がこれから社会の中でどのように関わり、貢献していけるのかを考える機会となりました。
