小学校 2025年12月(第150号)
【附属小学校】<「老い」を希望へ繋ぐ実践> RUN伴まつど参加報告

福祉教育推進校として、私たちは「老い」を単なる衰えではなく、希望として捉える教育を推進しております。9月に実施した4年生対象の認知症サポーター養成講座は、寸劇などを通して、子どもたちに認知症の方々への共感的な姿勢が根付き、温かく見守る「優しさの芽」を育みました。これは知識に留まらず、実際に認知症の方々に寄り添うことの尊さを知る貴重な機会となりました。

この大切な学びを地域社会へと繋ぐ実践として、有志の小学生5名が11月2日(日)の「RUN伴(らんとも)まつど」へボランティア参加しました。児童たちはバルーンゲート設営や、ティッシュケース制作のお手伝いなどを担当しました。メインイベントのマラソンでは、参加者と共に元気に走行。参加者や関係者の皆様との交流を通じて、誰もが生き生きと輝ける社会のあり方を体験することができました。

参加児童の保護者の皆様からの、「この活動を通じて親子共に貴重な体験を得られました」という感想は、優しい学校づくり、そして地域社会の実現へ向けた確かな一歩だと確信しております。今後も、地域の「やさしさの輪」を広げる福祉教育を積極的に進めてまいります。

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