聖徳大学短期大学部創立60周年・聖徳大学創立35周年を記念する創立記念行事を、去る9月20日(土)、盛会のうちに終了いたしました。今回の周年行事は「集まれ、十万人の卒業生」のスローガンのもとに卒業生が一堂に会して、卒業生、在学生、後援会、教職員の皆さまとともに、聖徳の歩みを振り返り、未来への希望を語り合う貴重な時間となりました。

記念行事開催の趣旨には、卒業生は学んできた教育内容や時代を懐かしく振り返り、在学生は卒業生との交流から現在があることを確認し、その想いを受け継ぎ、未来へつないでいくという思いが含まれています。聖徳大学の建学の精神「和」を確認するとともに、周年行事を節目として、過去・現在・未来へつないでゆくというミッションを新たにし、聖徳大学のさらなる発展の機会となることを祈念して開催されました。

当日のプログラムは、5年ぶりに復活した吹奏楽研究会によるウエルカムコンサートから始まり、北海道研修・海外研修想い出の部屋、歴代の制服の展示といった音楽や展示による感動体験がありました。業種別ネットワークの集まり、学友会の同窓会、クラス会の開催、香和会によるカフェの開催、キッチンカー集合と多くの場所で交流を深める姿がにぎわいをもたらしてくれました。初めて学生とともに開発した大学オリジナル周年記念グッズ販売には、長い行列ができたほどでした。

当日は今回行事の目玉である「ギネス世界記録™、ペーパーボールによるモザイク壁画制作」がスタートを切りました。最後は川並香順記念講堂に一堂に会してのグランドフィナーレ。松居直美先生のパイプオルガンと吹奏楽研究会の合同演奏による学園歌で幕を閉じました。感動的な演奏の余韻に浸りながら笑顔で帰路につく来場者の方々の姿が印象的でした。
ご参加いただいた皆さまからは、「とても楽しい一日でした」と、多くの温かいお言葉を頂戴し、教職員一同、深く感謝しております。皆さまの温かいご支援と多数のご参加により、節目の年を心に残るかたちで迎えることができましたこと、心より感謝申し上げます。

そして、8年後の2033年(令和15年)には、聖徳大学グループは創立100周年という大きな節目を迎えます。卒業生の皆さまをはじめ、関係者の皆さまとともに、100周年にふさわしい未来を描いていけるよう、今後も歩みを進めてまいります。今後とも、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。末筆ながら、皆さまのご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

