幼稚園 2025年10月(第148号)
【三田幼稚園】とうきょうすくわくプログラム
聖徳大学三田幼稚園では今年度より5年間、東京都による幼児教育の充実を図る事業「とうきょうすくわくプログラム」に参加し、幼児の興味・関心に応じた探究活動の研究に取り組んでいます。テーマは「物の性質と仕組みの理解」とし、砂遊びと積み木を通して、様々な問いを考え、環境を整えて探究活動を実践し、振り返りを行っていきます。
夏休みの終わりに、トラックで大量の砂が砂場横に運搬されました。始業式の日に登園してきた幼児は、「あれ?砂の山ができているよ。どうして?」と不思議がっていました。「先生、いつになったら遊べるの?」と心がわくわくです。砂場環境を整え、幼児たちが「山の上から水を流そう」「トンネルつくろうよ」とやりたいことが飛び交います。砂がさらさらで思ったように形にならないと、「水で砂をぬらさないとだめだよ」「バケツに水を入れて持ってきて」とバケツリレーがはじまりました。友達と協力し、助け合いながら遊びが発展していく様子や疑問が生じた時には、試行錯誤しながら砂の性質に興味・関心をもち、様々な探究を深堀できるように教師も関わっていきます。そして幼児たちの言葉に耳を傾けて、問いかけを大切に研究を進めていきます。
(関連ページ)
聖徳大学三田幼稚園ホームページ 幼稚園からのお知らせ
とうきょうすくわくプログラム①~砂を固めよう~
とうきょうすくわくプログラム②~砂を水で固めよう~