中学校・高等学校 2025年9月(第147号)
【取手聖徳女子高等学校】 吹奏楽部「挑戦の年」

8月8日(金)、第65回茨城県吹奏楽コンクール初日。水戸市民会館グロービスホールに響き渡るアナウンス——「プログラム1番、聖徳大学附属取手聖徳女子高等学校…」。

今年のコンクール出場は、私たち吹奏楽部にとって特別な意味を持つものでした。過去2年間は小編成部門(B部門)に挑戦してきましたが、今年は新たな一歩を踏み出し、大編成部門(A部門)にエントリー。最大55名まで出場可能なこの部門に、私たちは“34名”で挑みました。

指導者の交代による新体制のもと、初めて迎えるコンクール。そして、出演順は1番。決して有利とは言えない状況の中で、私たちは多くの不安と期待を胸にステージへと向かいました。

本番までの道のりは、これまで以上に多くの方々の支えと応援に満ちていました。ご支援、ご協力をいただいた皆様への感謝の気持ちは、言葉では言い尽くせません。これほどまでに、ステージに立つことが怖いと感じた年はなかったかもしれません。

それでも、部員全員の思いはひとつでした。

「私たちを支えてくださったすべての方々へ、音楽を通して感謝の気持ちを届けたい。」

その一心で奏でた音は、会場いっぱいに響き渡り、私たちの想いを乗せて広がっていきました。

結果は——金賞受賞。そして、県代表校として東関東吹奏楽コンクールへの出場が決定しました。

これからも、私たち吹奏楽部は挑戦を続けてまいります。どうぞ、温かいご声援をよろしくお願いいたします。

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