大学院・大学・短大 2025年7月(第145号)
【保育科】北海道への旅・学外研修Ⅱ

今年度の学外研修Ⅱは短大保育科と総合文化学科、幼児教育専門学校と合同で、6月8日(日)から1週間にわたり北海道の大地で行われました。このプログラムは聖徳教育の一環で、研修旅行での経験・体験を通して知性を高め、視野を広げる等、豊かな人間性を育むことを目的としています。
初日に訪れた北海道開拓の村では、開拓当時の暮らしや建物をリアルに感じられて、北海道の歴史が身近に感じられました。


開拓の村で派出所の巡査と記念撮影

二日目は「行動展示」で有名な旭山動物園を訪れ、キリンやライオンなど、動物たちの自然な姿が近くで見られ、迫力満点でした。三日目に訪れたオホーツク流氷館では、マイナス15度の流氷体感テラスに入り、濡れたタオルを回して凍らせる「しばれ体験」をしました。口々に「寒かったー」と叫んでおり、本物の流氷に触れて、オホーツクの極寒の厳しさを知ることができたようです。その後、「霧が晴れた景色を見ると婚期が3年遅れる」と言われている摩周湖を訪れたところ、そこには霧が一切なく、摩周湖の透き通った湖面がとても神秘的で、いつまでも眺めていたくなりました。


透き通った湖面の摩周湖

四日目に訪れた渡辺体験牧場では、びくびくしながら餌やり体験をし、おそるおそる乳搾り体験をし、動物の命の大切さを改めて感じていました。その後訪れた阿寒湖では遊覧船に乗ってチュウルイ島へ行き、マリモを間近で見ることができ、その神秘さに感動していたようです。五日目は民族共生象徴空間ウポポイを訪れました。ここでは、アイヌの古式舞踊を鑑賞し、さまざまなアイヌ文化に触れたり、体験したりすることができ、先住民族の文化を五官で感じることができたようです。


民族共生象徴空間ウポポイで民族衣装を身にまとって

六日目はニシン漁で巨万の富を築いた青山家の旧別邸を見学しました。一部屋ごとに贅を尽くした豪邸で見応えがありました。ニシン弁当をいただいた後は小樽の街を自主見学し、歴史ある街並みやおしゃれなお店を自由に散策できて、とても楽しい時間を過ごしたようでした。


最後の札幌で夜景を愉しむ学生たち

すべての宿泊地で受けた心あたたまるおもてなしに学生たちは感激し、名湯につかり、美味しい料理に舌鼓を打ち、すべてに満足していたようです。傘を使用することなく、充実した、そして見聞を広め自律心を育むなど、学生が大きく成長した学外研修となりました。

(関連ページ)
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学生最後の学外研修旅行 北海道わくわく編
学生最後の学外研修旅行 北海道感動編
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北海道研修レポート2025(前半)
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