中学校・高等学校 2025年7月(第145号)
【取手聖徳女子高等学校】全校宿泊学習SCC・南房総の旅

全校生徒で赴くSEITOKU Challenge Campも4年目となり、今年は5月29日(木)からの3日間、マザー牧場、鴨川シーワールド、鋸山(のこぎりやま)を巡り、あいにくの天候でしたが、初夏の南房総を満喫してきました。

帰校後につづられる感想文を見ますと、楽しかった思い出にとどまらず、現場での体験を自身の観点に照らし、改めて考えたことを吐露しているものも多く見られます。たとえば、マザー牧場で肉牛の飼育を見学したある1年生は、暗い牛舎内で肥育されている様子について、次のように述べています。

「・・・そんな牛たちを間近で見て、とても複雑な気持ちになりました。生きるために肉を必要とするのは仕方のないことだけれど、牛はそのためだけに生まれて育てられている。肉として加工されると、それがもともと牛として生きていたものだったなどとなかなか感じにくい。この体験を通して、『いただきます』という言葉は、飼育員さんや肉になるまでの過程に携わった人たちへの感謝や、食材をおいしくいただくという誠意を表しているのだということを実感しました。」

ともに過ごした時間を「とても濃い3日間だった」などと振り返る生徒も多く、自身の社会観を思索する旅も続いているようです。

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