大学院・大学・短大 2025年6月(第144号)
聖徳大学と威德大學校が 相互交流に向けた協定を締結

聖徳大学と威德(ウィドゥク)大學校(大韓民国・慶州市/総長:キム・ボンガプ)は、4月18日(金)に相互交流協定を締結いたしました。

 威德大學校は、1996年に設立された私立大学です。人文科学、社会科学、教育学、工学等の学問分野で様々な学部学科を擁し、2,000名を超える学生が在籍しています。韓国国内での産学連携振興を目的としたLINC3.0 プロジェクト(Leaders in Industry-University Cooperation 3.0)に選定されており、社会のニーズに合わせた人材を育成しています。また、学生の全人的な成長を目指した実践的教育プログラムを行うなど、地域と一体になった教育志向の大学として注目されています。

 今回の協定締結は、両校の幼児教育及び保育分野における協力関係を強化する重要な契機となるものです。学生や教員間の交流を促進し、オンライン映像による文化交流プログラムの運営や、韓国の遊び中心教育課程に関するセミナーの開催等を通じて、両国の文化や教育システムを直接体験し、理解を深めることで、国際的な視野を広げ、専門性の向上を図ります。
協定締結式は聖徳大学で執り行われ、川並弘純学長よりキム・ボンガプ総長をはじめとする威德大學校の代表団に、来日に対する感謝の意が表されるとともに、「お互いにどのようなことでも言い合える関係を築いていきたい。これから交流を深める中で発生する課題を協力して解決しながら、両校の環境がより良いものになることを願っている。」と期待の言葉が述べられました。

 黒澤寿美教育学部長からは、「幼児教育者や保育者を目指す上では、多様性を尊重することやグローバルな視点を持つことが求められる。それらの力を机上での学びだけでなく、実際の体験・経験を通して養えるよう、心の距離を近くして協力していきたい。」と抱負が述べられました。
威德大學校のキム総長からは、「日本と韓国の関係性がアジア全体を支えていくものとなることを願っている。その柱の一つである教育の一角を聖徳大学と威德大學校が担う。今回の協定締結がそのような交流の始まりとなることを期待している。」と意欲的な言葉が述べられました。

(関連ページ)
児童学科ブログ
「韓国の威徳大学に行ってみた その1 ~シミュレーターにびっくり!~」2025.01.21

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 「聖徳大学と威德(ウィドゥク)大学(大韓民国)における相互交流協定を締結しました」2025.05.02

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