10月26日(土)に、1323教室において、聖徳大学と千葉県教育委員会の共催による「特別支援教育フォーラム2024」を開催しました。小学校や中学校で特別な教育的支援を必要としている子どもたちが増加傾向にある現状において、進級や進学した後も切れ目なく支援が続くことが求められており、今年度は、~支援をつなぐ:何をつなぎ、どうつなぐのか~を副題として課題に迫りました。
開会に先立ち、本学を代表して川並弘純学長が挨拶し、第8回目を迎えたフォーラムを対面とオンラインとハイブリットな形で実施する意義と、特別支援教育においても多岐にわたる連携が大切であるとの話がありました。続いて、千葉県教育庁教育振興部特別支援課の齋藤勝史課長より、第3次千葉県特別支援教育推進基本計画について、そして本フォーラムの果たす役割についての意義が示されました。
第一部は文部科学省初等中等教育局視学官菅野和彦氏による「学校間等の切れ目ない支援の着実な実施と充実」と題した基調講演でした。その中で国の動向を主として学校と福祉の連携や個別の教育支援計画や指導計画の活用等について具体的な実践についてのお話がありました。
第二部のシンポジウムは、3名のシンポジストによる説明で始まりました。小学校通級による指導担当の船橋市立船橋小学校大山恭子教諭、中学校特別支援学級担任の四街道市立千代田中学校教諭大塚修教諭、放課後等デイサービスの江ケ崎建雄様の説明後、本学の学生や院生、チャットによる質問等で始まり、活発なシンポジウムとなりました。
最後に、腰川一惠教職研究科長から、講師の方々への御礼の言葉と、来年度に寄せる期待があり、閉会となりました。
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10月26日(土)、「特別支援教育フォーラム2024」を開催いたします
11月4日(月)付の日本教育新聞朝刊に、特別支援教育フォーラム2024について記事で掲載されました