11月4日から8日まで、第5学年九州修学旅行が実施されました。天候にも恵まれ、生徒たちは各地の土地の歴史や文化、自然を肌で感じながら、多くのことを学び、笑顔あふれる５日間となりました。
今年は戦後80年という節目の年です。事前学習として9月には埼玉の「丸木美術館」で「原爆の図」を見学し、10月末には本校に長崎から被爆体験伝承者の方をお招きして講演会を開催しました。また、湯澤校長先生や岩崎副校長先生からも平和についてのお話を伺いました。世界では今なお戦争や紛争が続く中、生徒たちはみな真剣な眼差しで、長崎原爆資料館や大刀洗平和記念館を見学し、平和への思いを新たにしていました。
長崎市内自由見学では、仲間とともに思い思いの場所を訪れ、グラバー園でドレスを着て写真を撮ったり、中華街や地元の人気店でおいしいものを食べたりと、楽しい思い出を作ることができました。ホテルに戻ってから、うれしそうに次々と報告しあう姿が印象的でした。
ホテルニューオータニ博多でのテーブルマナーでは、講師の先生から細やかで丁寧なご指導をいただき、礼儀作法と周囲への思いやりの心を改めて学びました。また、多くの方々との出会いもあり、5日間、数々の温かく細やかなお心遣いをいただきました。修学旅行で感じた様々な思いや数々の経験をこれからも忘れずに、今後に生かしてほしいと心から願っています。

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