大学院・大学・短大 2025年12月(第150号)
【海外研修報告・教育学部児童学科】ヨーロッパ海外研修旅行(4班)

保育士コース Dクラス
期 間:10月13日(月)~10月22日(水)
訪問先:ドイツ・チェコ・オーストリア

 第4班は10月13日(月)~10月22日(水)の日程で、ドイツ・チェコ・オーストリアを訪ねました。学生たちが最も楽しみにしていたのは、各国の幼稚園や保育園を訪問し交流することです。子どもたちと交流するために歌や折り紙を準備して、研修に備えました。
ヨーロッパではさまざまな背景をもつ子どもたちが暮らしていることもあり、どの国でも多文化を意識した保育がおこなわれているのが印象的でした。さまざまな言語で「1、2、3…」と数える歌詞が含まれている歌のなかで、日本語の「イチ、ニ、サン…」が飛び出したときは、学生たちも声をあわせて「イチ、ニ、サン…」と歌っていました。ある幼稚園ではランタンをもちいたその国の伝統行事を園でおこない、保護者とともに楽しんだという話も伺いました。

 学生たちは、折り紙で子どもたちと交流をしましたが、そのなかにはその国の言葉に不慣れな子どもたちもいました。言語の違いを越えて子どもたちが共に遊びあえるための技術をすでに獲得していることに、学生たちは気づいたのではないでしょうか。
また、その国の文化や歴史に触れるプログラムからも多くを学ぶことができました。ウィーンの楽友協会を訪れたとき、ホールで5分間の自由時間がありました。案内をしてくださった方が「写真を撮っても良いし、歌をうたってもいいのよ」と言ってくださったのを受けて、学生たちは通訳の方へのお礼に準備していた歌をその場で歌うことにしました。歌声はホールのなかにこだまし、終わったときはそのホールに居合わせた方々から大きな拍手をいただきました。

 つづく自由時間に学生たちはお土産を買ったり、カフェで過ごしたり、馬車に乗って町を散策したり、それぞれの方法でウィーンの文化を体験しました。ウィーンのカフェ文化は、2011年にユネスコの世界無形遺産に登録されています。馬車での町巡りは観光名所をめぐる人気のアクティビティですが、同時にウィーンの街路が馬車の走行に適したつくりになっていることにも気づかされます。
研修がはじまって間もない頃は、自由時間に何をしたら良いのだろうかと心配する学生もいました。それが数日のうちに、自分の判断で自分たちらしく安全にその国の文化を体験するために行動することができるようになっていました。ヨーロッパの幼稚園・保育園でしばしば耳にした言葉は「主体性の尊重」です。自分たちが主体性を発揮して豊かな体験をした思い出が、子どもたちの主体性を尊重する姿勢につながってくれることでしょう。

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