大学院・大学・短大 2025年12月(第150号)
【海外研修報告・教育学部児童学科】ヨーロッパ海外研修旅行(1班)

保育士コース Cクラス
期 間:9月24日(水)~10月3日(金)
訪問先:ドイツ・チェコ・オーストリア

 児童学科海外研修も第32回を迎え、今年もヨーロッパ研修を無事に終えることができました。我々第1班は、前日まで35℃を超える猛暑の夏を乗り切ったまさに翌日、秋を感じる爽やかな朝、成田空港に集合して、出発しました。誰一人遅れることなく、全員が元気な笑顔での集合となりました。15時間超えのフライトになることがわかっていましたので、それぞれ飛行機内での過ごし方にワクワクしながらも、「隣の座席はだれ?」と心配しながら、飛行機に乗り込みました。
児童学科第1班は、保育士養成コースのクラスで、ドイツ、チェコ、オーストリアの3か国での研修旅行でした。予想どおり、現地はすでに晩秋で、多くの市民はコートや薄手のダウンを着込んでおり、真夏から一気に秋に飛び込んだ我々は、寒さに終始震えていた感じです。

            フレーベルの世界は無限です!

 児童学科の海外研修では、現地の幼児教育・保育を知るために、幼稚園見学も中心的なプログラムになっています。ドイツでは、フレーベルの幼児教育を理解するために、まずフレーベル博物館でのレクチャーを聞きました。子どもの教育に関心をもった幼児教育者であるフレーベルが、日本語では「恩物:神からの贈り物」と訳されている積み木やおもちゃを、回すとどのようになるか、転がすとどのようになるか、子どもがどのように反応するかなどから、恩物の存在がどのように教育・保育に生かされているかを学びました。何気なく使っている木の積み木やおもちゃに、子どもの「もの」への理解につながる発見がありました。そして、「Kindergarten:幼稚園」という考え方が、フレーベルによって世界中に広まっていることを知ることができました。そのあとフレーベルの教育に基づく幼稚園見学で、それぞれの先生方が提案するプログラムに、子どもたちは自分で考え、自分で選んでそれぞれの教室に移動していく姿が印象的でした。

           実り豊かな海外研修旅行の笑顔です!

 チェコでは、日本と同じように鍵盤楽器(ピアノ)が使用されていました。ドイツでは音楽はギターが中心でしたので、隣国でも文化の影響による違いがあることに驚きました。また、チェコ語は、チェコ語を母国語としない子どもにとっては、発音がとても難しいとのことで、小学校に入学する前の1年間(5歳児)は義務教育になっており、十分に上達しない場合は、もう1年の準備期間が必要になるとのことでした。最近は他国からの移民も多く、言語の問題はこの国で生きていくためには重要な要素とのことでした。
オーストリアでは、ウィーンのオペラ座などの本格的な芸術に出会える場所が、子どもたちの教育のために公開されていました。幼少期から本物の芸術に触れられる機会が提供されており、本物に触れることの重要性を実感しました。
今回訪問した3か国では、長い歴史の中で培われた文化に支えられ、その中で子どもたちが成長していることを知ることができました。学生たちが、この研修の中で、現地の先生方からの説明や子どもたちとのふれあいの中での発見が、どのような学びにつながっていくか楽しみです。これからの聖徳大学での学びがより深まり、将来グローバルな視点をもって豊かな保育・教育ができる保育者になっていくことを願っています。

(関連ページ)
教育学部児童学科ホームページ
海外研修2025スタート!保育士養成コース3年

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