幼稚園
【八王子幼稚園】土づくりから始めた栽培活動
本園では、園児たちと一緒にプランターで野菜の栽培活動を行っています。今年は、土への興味・関心が持てるよう、腐葉土に触れるところから始めました。「やわらかいよ!」「きもちいい!」「ふわふわしている!」と土や砂とは違うふわふわと柔らかい腐葉土に興味津々の様子でした。そして、植物を育てるには土にも栄養が必要であることを知ることができるよう、年少児と満3歳児がその土に肥料を混ぜ「魔法の土」として肥料土を作りました。
そして、トマト・ミニトマト・ナスの苗を大切に植え、また食材のはじまりを知るきっかけとなるよう、今年は枝豆とオクラを種から育てることにも挑戦しました。「おおきくなれ!!おおきくなれ!!」と声をかけながら、毎日水やりを楽しみ、年中児や年長児も「これ、むらさきだからナスのおはなだよね!」「あかちゃんトマトだ!でもまだみどりだね?あかくなるのかな?」と花が咲いたり実がなったりする変化を、その都度喜びながら観察していました。枝豆やオクラも小さいながら実をつけ、植物の成長過程を知ることができました。
年少児と満3歳児はミニトマトをいただくと「おいしいね!」と喜んで食べており、自分たちで育てたからこその格別な味だったようです。トマトが苦手な園児も一口食べてみようとする姿が見られ、自分たちで育てることが何よりの食育だと感じました。
栽培活動を通して、土や水に触れ、自然の不思議さや自分達で育てる喜びを感じることができた園児たちでした。
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聖徳大学八王子幼稚園