附属幼稚園では、食育の一環としてじゃがいもを育てています。
まだ4歳児年中組だった3月7日(金)に二十世紀が丘にある『聖徳子ども農園』にじゃがいもの種芋を植えに行きました。
種芋を半分に切り、切った切り口に灰を付けて準備をしました。
畑に到着すると、みんなで「たくさんじゃがいもができますように」と願いを込め植えました。
たくさん日を浴び、たっぷり水を吸収し、土から栄養をもらい大きく育ったじゃがいもの収穫は、5歳児年長組になった6月24日(火)、じゃがいも掘り当日です。
「じゃがいもたくさんできたかな?」「早く食べたいな。」など、収穫を心待ちにワクワクしていました。
幼稚園バスに乗って農園に行きました。
手のシャベルで土を掘ってみると…土の中からじゃがいもが顔を出しました。
小さいじゃがいもから園児の拳より大きなじゃがいもまでさまざまな大きさのじゃがいもが採れました。
初めは、恐る恐る指で土を掘っていた園児も夢中になり、いつの間にか手のシャベルで掘っていました。
採れたじゃがいもはなんと!!344kgありました。
7月2日、収穫を喜び、5歳児年長組で、『ポテトパーティー』をしました。園児の「はじめの言葉」で会が始まりました。
園長先生の話を聞いたり、プロジェクターを使って『じめんのうえとじめんのした』の絵本を見ました。
そして、みんなで「ミスターじゃがいも」の歌に合わせてオリジナルの踊りの振り付けで、園児たちからのアイディアで生まれたじゃがいもを表現したりして楽しく踊りました。
次に種芋を植えた時のことを思い出しながらスライドショーを見たり、クイズ大会をしました。
クイズに正解すると「やったー!」と喜ぶ園児や、「へー、そうなんだ」とじゃがいもの名前の由来やじゃがいもの花など、じゃがいもについて知ることができました。
待ちに待った給食の時間には、みんなが掘ったじゃがいもが入った特別メニューです。
日替わりで給食の中にじゃがいもが隠れています。
ポテトサラダや青のりポテト、じゃがいものカレー風味きんぴらに変身し、おいしく食べました。
いつもはなかなか給食が進まない園児も、自分たちで掘ったじゃがいもが料理に出ると、「なんか いつものじゃがいもと違う気がする」「おいしー、もっと食べたい」「おかわりしたい」など、給食を完食することができました。
自分たちで掘ったじゃがいもは特別です。
環境カリキュラムに基づき、経験を通して育てることの大変さや、収穫の喜び、おいしい料理に変身させてくれた栄養士さん、調理員さんへの感謝の気持ちを持つことができました。
今後も食育を通して、食に関して興味や関心を持ち、食を大切にする心が育つよう関わってまいります。
(関連ページ)
聖徳大学附属幼稚園ホームページ
6/24記事「【松組】🥔じゃがいも掘りにいきました」
7/2記事【松組】ポテトパーティーをしました🥔