感性を磨く本物教育

豊かな心を養っていくためには、人間の心の成長にあわせ、長い年月をかけなければなりません。幼稚園から大学まで一貫した教育の中ではじめて、穏やかで和みがあり、心が素直な、母親として、社会人としてふさわしい人間性を高めることができるのです。
そこで聖徳学園が大切にしているのが、日々の学園生活の中で本物の芸術にふれられる機会とその環境づくりです。

美術家・利根山光人先生をはじめとする芸術作品の数々

「聖徳学園は壁画の園」といわれるように、幼稚園から大学まで利根山光人先生の作品を中心とした多様な芸術作品を学校環境の一部として取り入れています。校舎や建物など学校全体を大きなギャラリーととらえ、玄関ホールや、食堂、体育館、校舎の外壁といったさまざまな場所に、ダイナミックで彩りも鮮やかな本物の芸術作品をちりばめています。

幼稚園や小学校には子どもたちに夢と希望を与え、見ているだけで楽しくなるような作品を。中学・高校には思春期を迎えた女子の複雑な気持ちや力強い情熱を具現化した作品を。そして大学キャンパス内には無限の可能性を感じさせる作品を制作し、その壁画数は40にも及びます。

壁画はふれたい時にいつでもふれることができ、毎日の学園生活を送る中で、芸術に対する親しみやその芸術作品の持つ創造性とテーマなどを自然と感じとる感性を磨くことができます。
日常の中に本物の芸術をとけこませることで、自ずと感性や芸術性、創造性を高め、さらには包容力やゆとりなどの人間性を高めていくことにもつながります。
学園の施設全体がひとつの芸術的空間となり、情操教育の場となっています。

年約30回のシリーズコンサート

厳選された国内外の様々な芸術を鑑賞し、一流の表現や本物の美しさを味わえるプライベートコンサート。多様な価値観を理解できる人間性が培われます。

小学生から大学生までの学園生を対象とし、心の成長にあわせたプログラムを編成しています。無理なく音楽芸術に親しめるように、初等教育では少年少女合唱団などを中心とした曲目からはじまり、中等教育ではワルツやポルカなどクラシックでも比較的聴きやすい曲目としています。高等教育では人間性をより伸ばすことができ専門分野とも関連が深い曲目としています。

小学校から大学までの16年間一貫教育の中で、自らの人生を豊かにする「心」を養っていきます。

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