海外研修報告 児童学科第3班(幼稚園教員養成コース)
児童学科第3班は10月14日(水)〜21日(水)での訪問でしたが、朝晩の気温は一桁で、ヨーロッパはすでに冬の入り口。ですが幸いなことに、全行程で爽やかな晴れ間が広がり、誰一人体調を崩すことなく研修を全うすることができました。
この研修の大きな特徴は、現地の幼稚園を訪問し、先生に直接お話をうかがい、子どもたちと触れ合えることです。今回はドイツとオーストリアの幼稚園を訪ねました。どちらも、年齢分けや固定クラスのない保育で、子どもがやりたい活動に自由に取り組める環境が作られており、そのために保育者がどのような準備や工夫をしているかについて多くを学ぶことができました。子どもの主体性が重視される中で最初は戸惑っていた学生たちも、次第に子どもたちとかけっこしたり、用意してきた新聞紙でカブトを一緒に折ってみたり、歌を歌ったり。学生も子どもたちも笑顔に溢れた素晴らしい時間を過ごしていました。遊びに言葉はなくてもいいんだ、と実感したひとときでもありました。
オーストリアの幼稚園にて
ドイツの幼稚園にて
また、ドイツでは、幼児教育の基礎を築いたフレーベルの博物館、生家、教会を訪れました。世界で初めて幼稚園(Kindergarten=子どもの庭)を設立したフレーベルの生い立ちや思想、『恩物』と呼ばれる遊具についてレクチャーを聞き、その概念を深く知ることができました。
フレーベル博物館にて〜日本の国旗を掲げて歓迎してくださいました
恩物のひとつ
旧東ドイツの古き良きホテルに始まり、チェコでは、世界遺産となっているプラハ歴史地区、チェスキー・クルムロフを散策。ウィーンではシュテファン大聖堂、シェーンブルン宮殿、国立歌劇場を見学し、また、自由時間には無形文化遺産となっている「ウィーンのカフェ文化」を満喫する学生もいました。
いくつもの教会、その鐘の音、石畳の道や煉瓦造りの建物に響く声、それぞれの国の街並み、食、歴史などさまざまな文化に触れた経験は、いつまでも心に残ることでしょう。そして、自らの「問い」を探求した充実した学びはこれからの保育観の礎となり、豊かな保育者として花開いていくに違いありません。
プラハ旧市街

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