8月2日(土)~24日(日)、文学部がカナダ語学研修を実施しました

参加者:文学部文学科2年生(国際文化コミュニケーションコース・教養デザインコース・歴史文化コース・図書館情報コース)
期 間:8月2日(土)~8月24日(日) (23日間)
訪問地:カナダ(プリンス・エドワード島)

本研修では、文学部の2年生8名がカナダ東海岸にあるプリンス・エドワード島大学(以下UPEI)の学生寮に滞在し、大学附属語学センターによる授業を3週間受講しました。UPEIは1834年と1855年創立の二大学が合併して1969年に創立された歴史ある州立大学です。高い教育力で国内の大学ランキングでは常に上位を占め、国際色も豊かで70ヶ国以上の留学生が学んでいます。地域との連携も深く夏季は多くの施設が一般市民に開放されており、構内には様々な合宿のほかアイスホッケー、水泳、散策などを楽しむ子どもやお年寄りの姿がありました。本学とは留学生受け入れはじめ相互の異文化理解を深める交流協定を令和3年に締結しています。

三大学合同で英語力別に行われた毎日の授業では、他大学生からも良い刺激を受けみな積極的に参加していました。内容は自分の意見を発表する機会が多く実践的な英語力の向上に大変役立ちました。また技能面だけではなく歴史や文化、日本では馴染みが薄いカナダの先住民族についても学びカナダの現状―多文化共生社会への理解を深めました。

UPEI大学の寮で

授業後や週末にはカナダをより深く学ぶ体験型活動が多く用意されています。「赤毛のアン」作者―モンゴメリの故郷Cavendish(キャベンディッシュ)ツアーでは、アンの家や博物館で物語の世界観を体感し、地元の人で賑わう海辺を散策しました。そして「アンとギルバート」のミュージカル鑑賞で作品への理解がより深まりました。歴史的建造物である副総督(在位1786-1805)の邸宅「Fanningbank House」(ファニンバンクハウス)見学では、当時の衣装や建物、庭園、フランス人が島に初上陸した地など島の歴史を学びました。また各界で活躍する女性6名によるイベントは学生にとって自らのキャリアを考える大変良い機会になり、熱心に話を聞き積極的に質疑する学生の姿が随所に見られました。

Cavendishアンの家で

そのほか学生達は、島名産のジャガイモ料理、アイスクリーム、ロブスターなど地元の味を楽しみ自由時間も大いに満喫していました。本研修を通して、カナダと日本の違いから多くの気付きを得た学生達の異文化理解は確実に深まり、国際的な視野が拡がりました。また慣れない環境の中で過ごした日々は自主自律の精神を涵養する良い機会になりました。この体験が今後の学生生活や人生を歩む上で良き糧となることを願ってやみません。

2025モニュメントで

シャーロットタウンの街中で

修了式後の様子

(関連ページ)
文学部文学科ホームページ
文学部文学科Instagram

ナビゲーションの始まり

グローバル
特待制度
オープン
キャンパス
受験生
応援サイト