生涯学習研究所 川並弘順講師の研究課題が日本私立学校振興・共済事業団2025年度「若手・女性研究者奨励金」に採択され、5月16日(金)にホテル東京ガーデンパレスにて奨励金贈呈式が行われました。
「若手・女性研究者奨励金」は、次世代の担い手となる若手研究者や女性研究者の育成を目的として、私立大学、短期大学、高等専門学校が取り組む多様で特色ある研究について、研究の着眼点や独創性、発展性といった視点から審査を行い、配付されるものです。
採択された川並弘順講師のコメントをご紹介いたします。
~川並弘順講師コメント~
この度採択された研究は、短期大学固有の制度である「第三部」の変容と現状を明らかにしようとするものです。第三部は、紡績工場等で働く学生が勤務時間に合わせて学ぶため、昼間または昼夜二交替で授業を行う学科として発足しました。しかしながら、現在は、午前中のみ授業を行う学科へと変容しています。第三部の変容過程および今日的な役割を明らかにすることは、短期大学のみならず、我が国の高等教育全体における産学連携や学生支援に示唆を与えると考えられます。