4月20日(土)、令和6年度聖徳大学オープンアカデミー(SOA)オープニングセレモニー「紫式部にみる〈学び〉の力」を開催いたしました

4月20日(土)、聖徳大学オープン・アカデミー(SOA)の令和6年度オープニングセレモニーを聖徳大学川並香順記念講堂にて開催いたしました。

今年度のオープニングセレモニーは新型コロナウイルスが5類に移行されてから初めてになります。当日は好天にも恵まれ、SOA会員の方をはじめとする地域の皆様など600名以上の方にご参加いただきました。

今年度のSOA年間テーマ「こころ豊かに」に掲げたセレモニーは、SOAの節目の行事ならびに地域の皆様への大学開放行事として定着しつつあります。

始めに川並弘純学長による主催者代表挨拶があり、その後に今年度のSOA名誉会員授与を行いました。SOA名誉会員とは、聖徳大学オープン・アカデミーでは、35分授業10回を1単位とする基準で、62単位修得された方に「総合修了証」と「SOA名誉会員」の称号を授与するものです。今年の授与者は、15名いらっしゃいました。今回はそのうち3名の出席があり、川並学長より総合修了証と記念品が授与されました。その後、今年度より新しく就任されました大成哲雄SOA校長による挨拶がありました。

今年度の講演は、聖徳大学文学部文学科 諸井彩子准教授による「紫式部にみる〈学び〉の力」というテーマでご講演をいただきました。

現在、NHKに登場する藤原道長や藤原公任、藤原実資などの人物が多く紹介され、演じている俳優の名前を出しながらお話しされており、ドラマのネタバレになると言いながら解説されていました。聞きながら平安時代への想像が膨らんでまいりました。

講演を聞いて一番印象に残ったのは、「紫式部が当時、女性として生かす機会があるかどうか分からない漢籍を学んだことは、父親の影響があるとはいえ、楽しかったからではないか。学びは楽しい、楽しいから学ぶ」という言葉は普段から好きな講座を受講し、楽しんで「学び」続けている受講生の皆様には共感できることが多かったのではと感じました。そして、講演終了後の受講生の皆様の満足そうな顔を見ることができて嬉しく思いました。

社会貢献・地域貢献活動機関として、生涯教育への期待に応える機関として、平成4年にスタートしたSOAも31年目を迎え、会員の皆様方や担当講師の皆様方の多大なお力添えにより、大きく育てていただきました。今後は40年へ向けて、今まで以上に受講生の方々に楽しんで学んでいただけることを目指し、多くの人々の人生を豊かにできるよう目指していきたいと思います。

ナビゲーションの始まり

グローバル
特待制度
オープン
キャンパス
受験生
応援サイト