林 史典 先生
学科 日本文化学科、文学科
主な担当科目 日本語概説、日本語の歴史
勤務期間 2006年~2018年
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林史典先生は、学生の前では常に笑顔でいらっしゃいました。箱根研修・志賀高原などの大学行事では、柔和な笑顔で学生に話しかけられておられました。林先生は聖徳大学在職中に、文化審議会国語分科会の中心的なメンバーとして改訂常用漢字表の作成に尽力されました。常用漢字をどのような基準で選ぶのか、学生の前でその一端をお話されていたことは、今も強く印象に残っております。
文学部改組の際には、筑波大学副学長としてのご自身の経験を踏まえて、学部改組やカリキュラム構築のための理念など、大学教員として身に付けるべき知識を教授して頂きました。コロナ以前の緩やかな時代で、林先生を囲んで親しい教員が集まり、「食事会」を設けていたことも、楽しい思い出であります。
(文学科 教授 黒須 利夫)
