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今野 愛

介護福祉士、介護支援専門員、介護認定調査員、着付け師

聖徳学園短期大学家政学科食物栄養専攻生活福祉コース卒業/1990年

聖徳を選んだ動機
 子供の頃に自宅で母が祖母の介護をしていた事もあり、介護福祉士という新しい国家資格に心が動きました。

学生時代の思い出
 2年生の時の、6泊7日の北海道旅行。みんなの笑顔がたくさん、写真に残っています。 苦労したことは、高齢者施設での10週間の実習。初めての介護の現場で緊張と疲労の毎日。毎日の実習ノートをまとめるのがとても大変でした。

思い出に残っている授業や先生
 梅田礼子先生の授業の「介護概論」。「100人いたら100通りの介護があります」という事を学び、今では私達が後輩や学生の指導で必ず伝える言葉です。卒業してからも私達の事を心配してくださり、たくさんのお手紙を頂きました。そのご指導は厳しく、でもとても優しい素敵な先生です。

卒業して思う聖徳の魅力
 卒業して35年、今でも変わらず信頼しあえる同級生や後輩がいる事にとても感謝しています。同級生とは定期的に会い、食事や旅行に行くなど今でも変わらず生涯にわたって付き合える大切な宝物です。

現在の職業または前職
 介護福祉士、介護支援専門員、介護認定調査員、着付け師

就職して役に立った学び
 初めての介護福祉士のコースで教科書がない科目もあり、先生方手作りのテキストで授業をした覚えがあります。スキルの高い先生方の熱い想いがこもった授業は根拠をしっかりとおさえた介護の重要性、 利用者一人ひとりのニーズに合わせた介護等々の基本を学ぶことごできました。 介護の現場での仕事や聖徳介護技術講習会、SOAでの指導者としての仕事はもちろんのこと、現在の着付け師の仕事の中でも、車椅子ユーザーの学生さんの卒業袴の着付けを担当するなど、介護の仕事以外でもこの基本となる教えが役にたっています。

在学生へのメッセージ

 学生想いで専門性の高い先生方がいらしゃる学校です!学校で学んだ事は必ず役に立ちます。  学生の時にしか出来ない事をたくさん経験して吸収して今後の社会人生活を有意義なものにしてください。