木島 美緒
(旧姓:島本)
慢性期病院でのレクリエーショントレーナー
音楽学部音楽総合学科音楽療法コース卒業/2017年
- 聖徳を選んだ動機
- ・音楽療法で1番歴史があると情報があったため。
・自分のレベルに合わせてくれる授業内容であると感じたため(音楽の実技や学力に自信がなかったが、教授に育ててもらえる環境であると思ったため)
・祖母の家から通う予定であり、祖母の家からも、自分の家からもアクセスが良かったため - 学生時代の思い出
- 音楽や将来の仕事に直結するような専門的な授業に専念できたこと。練習室での友人との即興セッションや課題曲の練習など音楽漬けの日々。反面、座学には苦労しました。
- 思い出に残っている授業や先生
- ドラムサークルや伴奏法などのロールプレイング方式の授業。古平先生の英文講読の授業で、意識障害のある患者へのセッション方法について学んだことは今の仕事に活きています。
- 卒業して思う聖徳の魅力
- (いい意味で)身の丈に合った学びができる場所。また専門性や学びたいことに没頭できる場所。女子校ならではの周りの目を気にすることなく学びに没頭できることは魅力的だと感じます。(恋愛や異性の目を気にする、他人に振り回される時間がないところなど。就職してからやアルバイト先などでその窮屈さに気付かされました)
- 現在の職業または前職
- 慢性期病院でのレクリエーショントレーナーとして新卒から8年、音楽療法を行いながらレクリエーションをしています。現在育休中です(復職予定)
- 就職して役に立った学び
- 対象者への関わり方など。遠慮なく、人目を気にすることなく全力でロールプレイング方式の授業に取り組めたことで、躊躇なく実践を行うことができ、仕事に活きてきたことかなと感じています。
- その他
- 音楽療法にご興味のある方、音楽療法を学ばれようと考えていらっしゃる皆様へ
是非私たちと共に音楽を使って誰かと「楽しい」「なんだかいい感じ(well-being)」を高める、共有するお手伝いをしませんか?一緒にお手伝いしてくださる仲間が増えること、興味を持ってくださること、スキルを高め合える仲間が増えることを願っております。
実技や教養もある程度必要ですが、まずはお手伝いする気持ちが一番大事だと、日々仕事をしていて私は感じています。実技や教養は努力である程度はなんとかなると思うので、臆せず飛び込んでみてください。
- 大学(短大、専門学校)とは、将来社会人になった時に役に立つことを身につけるための専門的な授業を行う場所です。志を持って入ってきた皆様が目的を見失わずに大学で学びを得ることで、専門性のある分野で羽ばたけると思います。わたしも音楽を使って楽しいことできたらいいなという目標を持ち、何のスキルも持たず入学しました。その目標を持ち続けたまま大学や実習で学びを得て、現在専門性のある業種に就き、仕事を続けています。
保育士や看護師、栄養士や介護士、社会福祉士、教師や音楽療法士、プレイヤーなど、専門的な職業に関わり生きていくことを想定して入学された皆様が、その志や目標や学びを全うできる生き方が出来ますように応援しています。是非、私たちと共に社会の一端を担っていきましょう。ゆけ!突き進め!!!