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八木 愛実

ミサワホーム株式会社

文学部文学科教養デザインコース卒業/2023年

聖徳を選んだ動機
 聖徳大学を知ったきっかけは、高校の部活動の顧問の先生からの勧めでした。
 当時新設された教養デザインコースの、「エアラインへの就職を含む、グローバルな人材の育成を目指す」というカリキュラムに惹かれ、ここで成果を出したいという思いで入学を決めました。

学生時代の思い出
 学生時代で特に印象に残っているのは、コロナ禍での就職活動です。
 大学2年の頃から影響を受け、興味のあったエアライン業界も採用を見合わせるなど、環境や選択肢が大きく変化しました。そんな中、早めに就職活動を始め、担任の菊地先生と二人三脚で取り組んだことは、大きな支えでした。
 困難な状況ではありましたが、自分なりに納得のいく進路を選ぶことができ、貴重な経験となりました。

思い出に残っている授業や先生
 キャリアデザインの授業と、シリーズコンサートです。
 キャリアデザインの授業は、ライフイベントに沿って自分の人生計画を行い、女性のキャリアアップや社会的地位を学んだことで、今も計画的に人生を歩めています。
 シリーズコンサートは、日本の伝統文化や、音楽など、本物に触れたことで教養を得られました。
 特に高嶋ちさ子さんのコンサートで最前列になって、直接お話しできたことは今でも鮮明に覚えています。
 シリーズコンサートのおかげで、コンサートの魅力を知り、今では自分でチケットを買って足を運んでいます。

卒業して思う聖徳の魅力
 社会人になって、他大学を卒業した人たちの話を聞く機会が増えました。
 その中で改めて感じるのは、どんなに有名な大学にも負けない、実践的で温かみのある学びを、聖徳大学で得られていたということです。
 少人数制の授業や先生方との距離の近さのおかげで、学びを“自分ごと”として深めることができました。

現在の職業または前職
 ミサワホーム株式会社へ入社、営業職で展示場勤務をしています。

就職して役に立った学び
 在学中に熊井先生の指導のもと取得したサービス接遇検定準一級の知識と、コミュニケーション学は、社会に出てから大いに役立っています。
 これらの学びのおかげで、学生時代から自然にトークスキルを磨き、社会人としてのコミュニケーション能力をスムーズに身につけることができました。
 その結果、初めての契約では「八木さんに担当して欲しいから、ミサワホームに決めます」と言っていただき、人柄を評価してもらえたことが大きな自信となりました。

その他
 この度は、大学35 周年、短期大学部60 周年、誠におめでとうございます。
 卒業生として、これからの50 年、100 年と続く聖徳大学・短期大学部のさらなる発展を心よりお祈り申し上げます。
 お祝いの言葉とさせていただきます。

在学生へのメッセージ

 大学生活は、自分で挑戦を選び、自主的に道を切り拓くことが大切です。
 しかし、1人で頑張りすぎず、先生方のアドバイスを大切にし、困ったときや悩んだときはぜひ頼ってください。
 私自身も先生方の支えに助けられ、成長することができました。
 皆さんが自分の可能性を信じて、輝く未来を歩まれることを心から願っています。