能登谷 小町
アーティスト
児童学部児童学科児童文化コース卒業/2021年
- 聖徳を選んだ動機
- 子どもが好きで、絵を描いたりピアノや歌を歌って遊んだりすることも好きだったため、幼稚園教諭と保育士の資格を取ろうと思いました。聖徳大学のオープンキャンパスに参加した際、ここでの学びは免許・資格を取ることだけでなく、自分の得意なことや好きなことを伸ばしながら子どもの生活を幅広く学び、「子どものプロ」になることを目標としているのだと感じ、聖徳大学を選びました。
- 学生時代の思い出
- 海外研修でイギリスを訪れ、教育や文化、子どもたちの生活の様子など、日本との違いを実際に目で見て感じられたことが強く思い出に残っています。私自身、初めての海外だったこともあり、全ての光景が新鮮でとても刺激的でした。特にイギリスでは、日本よりもアートが生活の一部に溶け込んでいるように感じ、日常とアートとの距離の近さに感心しました。また、大学の友人たちと、現地の教育を学びながら旅行できたことも、とても楽しかったです。
- 思い出に残っている授業や先生
- 「造形ワークショップ」や「図画工作」などの授業。
個々に制作するだけでなく、複数人で1つの作品を作り上げたり、遊びながら様々な素材や表現方法に触れたりと、作品を作り上げる過程を重要視し、楽しむ授業が多かったことが印象に残っています。3年次からの「大成ゼミ」での学びも、今の私の活動に直結していると思っています。 - 卒業して思う聖徳の魅力
- 免許・資格を取るにあたって普段の授業や実習等とても忙しく大変だと感じた時もありましたが、今振り返ると、友達同士でお互いに助け合いながら毎日とても楽しかったです。また、先生方にもたくさん助けていただき、学生一人ひとりを理解しサポートしてもらえることでとても心強く、この学生と教員との距離の近さは聖徳の魅力だと思います。
- 現在の職業または前職
- 聖徳大学の美術研究室で助手として3年間勤め、現在はアーティストとして活動しています。自分の作品制作だけでなく、ワークショップやアート教室など、地域の子どもたちとアートを通して繋がる場作りもしています。
- 就職して役に立った学び
- 大学での授業や活動を通して学んだ、「表現」する力が活きていると感じます。作品制作だけでなく、人とのコミュニケーションも言葉や表情で思いを「表現」することなので、どのような仕事に就いても重要な力だと思います。また、子どもの姿を多方面から見てその子の気持ちや状況を想像することも、大学で学んだことの一つです。アート教室に来る子どもの一側面や、完成した作品だけを見るのではなく、行動や表情、言葉など様々な角度から見て捉え、子どもたちの思いを汲み取っていくことでさらに活動が充実していくと思い、このことを大切に心がけています。
- 今、興味のあることや好きだと思えることを精一杯楽しんでほしいです。授業が忙しく、実習の時は特に緊張するかもしれませんが、その経験が必ず就職してから活きてくると思うので、頑張ってください!