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齋藤 杏子

看護師

看護学科卒業/2025年

聖徳を選んだ動機
 高校3年生の夏休みに聖徳大学のオープンキャンパスに参加し、高機能シミュレーターを駆使した体系的な実践教育を受けられるところや、小笠原礼法やシリーズコンサートといった豊かな人間性を育む教育に力を入れているところに魅力を感じたためです。

学生時代の思い出
・オープンキャンパスボランティアに参加し、他の学生たちと協力しながら、施設見学や在学生メッセージを行い、卒業式で看護学部長表彰をいただけたことが良かったです。
・大学4年生になってからは、国家試験の勉強に追われて苦労しましたが、友人と一緒に大学で国試勉強したり、先生と勉強会を行ったりしたのが思い出に残っています。

思い出に残っている授業や先生
・シムマン(SimMan3G)などの患者ロボットを使った授業や、看護技術論での演習の授業・・・実践的で、本物の患者に近い環境の中で学べたことで、知識だけではなく実際の対応力も身につけることができました。
・小倉先生の人間関係論・・・アサーティブコミュニケーションや共感的コミュニケーションなど、患者さんとの対話に有効な方法を学ぶことができました。これらの学びは今の仕事の中で役立っています。

卒業して思う聖徳の魅力
卒業して振り返ると、聖徳大学は学生と教員の距離がとても近く、今でも先生方と連絡を取り合える関係が続いていることをありがたく感じています。また、シミュレーションの授業で実践に近い学びができたことは、看護師として働いている今も大きく役立っています。

現在の職業または前職
新東京病院 看護師

就職して役に立った学び
 就職してから特に役立っていると感じているのは、シミュレーションの授業や臨地実習で培った学びです。学生の頃から本物に近い環境で経験を積んでいたことで、実際に患者さんを前にしても落ち着いて行動でき、自身を持って看護にあたることができています。実習では患者さんとの関わりや多職種との連携を経験し、コミュニケーションの大切さを実感しましたが、その経験は今の現場でも活きています。現在は消化器内科で働いているため、学生時代に学んだ消化器の授業も大いに役立っており、病態の理解やケアの根拠を持って対応することにつながっています。

在学生へのメッセージ

 聖徳大学の看護学部での学びは、必ず将来の自分を支えてくれるものになると思います。授業や実習、シミュレーションなどは、時に大変で苦しく感じることもあるかもしれませんが、その経験が現場に出た時に大きな力になります。私自身も学生の頃に学んだ知識や実習での経験が、今の看護師としての自信や支えになっています。また、先生方はとても親身になってくださるので、困ったときには、ぜひ頼ってみてください。今の努力は必ず未来につながりますので、一日一日を大切にしながら、ぜひ充実した学生生活を送ってください。