碁石雅利先生

碁石 雅利 先生

学科 文学科(聖徳学園短期大学)、総合文化学科、文学部文学科

主な担当科目 日本語表現基礎、日本語の歴史、古典語の研究など

勤務期間 1982年~2025年

Episode

 私と碁石先生の出会いは、私が聖徳学園短期大学に採用され文学科に配属された時でした。当時、碁石先生は学位をお持ちであったと記憶しており、課程博士かな?と想像しながらもスゴイと思っていました。私たちの大学院時代に課程博士を修得する人は皆無でしたので大変優秀な先生だ、というのが強い印象でした。

私は、碁石先生の講義を拝聴したことがありまあせんので、講義についての感想等々を述べることはできません。講義以外の碁石先生は雑学にと言いますか、言葉遊びが好きな先生だという印象です。当時、箱根の新入生歓迎の旅行や志賀高原の学外研修には、クラス担任以外の先生も多く参加され、一連の行事が終わりますと学長を囲んで懇親会が開催されました。私は、よく碁石先生の隣や近隣に座り、少々アルコールが入っていたこともあり、碁石先生となぞなぞ(?)を良く出し合い楽しんでおりました。今でも碁石先生が出されたなぞなぞ(?)を覚えているのがあります。それは、「とある海を船が航海をしていました。しかし、突然、船が動かなくなりました。スクリューを見るとイカが絡んでいました。それで動かなかったのです。さて、この船はどこに行く予定だったでしょうか」というものです。皆様、おわかりになりましたか?

碁石先生とこのような遊びをしていますと、当時いらっしゃった石原孝臣先生も興味津々で参加され、三人で盛り上がっておりました。

さて、碁石先生は、学科長も経験され、総合文化学科にとって非常に大切な先生でした。私や石原先生とのやり取りの延長で授業を少しされているのではないかと疑うくらい、学生にも人気がありましたし、慕われておりました。おそらく、学生が聞いていて楽しい話題の授業、学生が分かりやすくなるようかみ砕いた内容の授業されていたのではないかと推測しております。いつもにこにこした笑顔の素敵な碁石先生でした。

( 総合文化学科 准教授 早坂 明彦)

 

※答え:邪魔烏賊(ジャマイカ)